あの美しい首里城が無残に焼け落ちてしまった。
なんとも悲しい。
戦火で焼け野が原になったあの光景の写真すら思い出す悲劇だ。
『沖縄のこころ』太田元知事の描写を思い浮かべる。
この悲しみを多くの人が共有するなかから、再建の力が湧いてくるに違いない。
そう信じたい。
いまさら設計の不備など言いたくはないが、スプリンクラーなど初期消火装置が作動しなかったのか、なかったのか。報道はそこがあいまいだ。
しかし、あの燃え方を考えると、おそらく初期消火装置はきわめて貧弱だったのではないだろうか。
再建するときの設計には、この問題を解決しなければなああらない。