首都直下型地震に備える政治はないの？
首都直下型の地震がいつ来るかもしれず、そうなったら何万もの人が犠牲になる。そう言われて久しい。だから、「いよいよ来たか！」とおびえた人も多かったのではないでしょうか。ところが、今回はそうではなかった。規模も小さくて。だからよかったことになるのでしょうが、喜べるわけがありません。なんだか、大惨事が迫っているのに、なにもしないでその時を待つしかないのか、乾電池や懐中電灯を準備したり、備蓄の食料を買っておくくらいしか、できることはないのか、と、なんだか落ち着かない気持ちになっています。「復興五輪」なんて、調子のいいことばかり言って、結局イベントで儲けるだけだったんじゃないのかと思ってしまいます。本気で大震災に備える政治を見たいものです。ちゃんと総選挙で対策を議論してほしい。場当たり政治では、救える命も救えません。
