習近平が武漢に乗り込んだ。その意味は…
【习近平抵武汉考察新冠肺炎疫情防控工作】10日上午,习近平乘飞机抵达湖北省武汉市,考察湖北和武汉新冠肺炎疫情防控工作,看望慰问奋战在一线的广大医务工作者、解放军指战员、社区工作者、公安干警、基层干部、下沉干部、志愿者和患者群众、社区居民。(记者张晓松、朱基钗)
中国の国営通信社である新華社の報道によれば、習近平国家主席が新型コロナウイルスの中心地である武漢を10日午後、現地視察した。
事態が峠を越えたというサインを国内と世界に送ろうとしたのだろう。しかし、早すぎはしないか?
これから感染拡大と患者発生が止まったり、少なくなったりすればいいけれど、そうならなければ、習近平のメンツは丸つぶれとなる。
没有面子。 中国人がメンツをつぶされたときに発することばがこれ。面目丸つぶれだよ、とでも訳せばいいのだろうか。とにかくメンツの国柄である。その中国で、習近平のメンツが丸つぶれになれば、共産党のメンツがなくなる。つまりは人民の信頼を一気に失うということだ。
もともと、感染拡大が共産党と政府の大失態であり、面子はもうつぶれている。ケンシロウの言葉を借りれば、「お前はもう、死んでいる」。それでも習近平は「新型コロナを抑え込んだぞー」という演出で起死回生を狙ったということなんだろう。
政治家はつらいね?…いやいや、いい気なもんだぜ。人民の犠牲に謝罪しろ!といいたくなるよ。