近畿財務局の赤木さんの死は、安倍首相に責任があるのでは?
週刊文春の特ダネ記事読みました。
みずから尊い命を絶たねばならなかった近畿財務局の職員・赤木さんの苦しみが伝わってくる遺書でした。その遺書を相沢さんという記者に託して、後を追うことまで考えた奥様のお苦しみを想うと、悲しくて涙がとまりません。
自分の契約相手は国民、というのが赤木さんの信条だったと書かれていますが、そんなりっぱな公務員のかたが、ここまで追い詰められて死んでいくなんて、神も仏もないのでしょうか。
責任は佐川や財務省にあると書かれています。ほんとうに罪深いことです。近畿財務局の赤木さんが公文書を改ざんしたということにして、罪を擦り付けようとしていたようです。検察は本当の悪を見逃す代わりに、いけにえとして赤木さんを取り調べつつあったようですね。ひどすぎます。
悪いのは財務省と検察。こういう人たちは、自分たちの出世と引き換えに、悪事の片棒を担いでいるように見えます。なかにはまじめな人もいるんでしょうけれど、私にはもう、役所のえらいさんはとても信じられません。
よく考えてみると、この人たちに悪事をさせた一番の責任者は安倍首相ではないかと思えてきました。安倍首相が「私や妻が関与していたら、総理大臣も国会議員もやめますよ」と国会答弁で述べたことがターニングポイントと書かれているのは、そうゆう意味だと読みました。
自分も妻も関与していない、するはずがない、といえば、子分たちは「親分、わかりました。そうゆうことにしておきますから、ご安心なさって」というしかないのでしょうね。だから改ざん、いんぺいをとめどなく繰りかえしていったことかと存じます。
こんなことして平気な顔をしてい人を首相に選んでしまったこと、しかも歴代最長だなんて、とても残念な気持ちです。こんな政治、こんな社会だから赤木さんも絶望したんでしょうね。私にはなにもできません。残念なきもちとお弔いの気持ちだけここに書かせていただきました。
合掌