トランプの撤兵ポピュリズムがエスタブリッシュメント=軍産複合体と衝突か?
ニューヨークタイムズの解説記事によれば、トランプが大統領選の過程で唱えた「永久戦争をやめる」「海外から兵を帰還させる」という撤兵方針が、米議会や国務省、国防総省、CIAなどの海外プレゼンス重視型の思考と対立しているようだ。
アメリカの人々は、この撤兵方針を支持しているようである。世論調査でもそう願う人々は多いのだとか。
すると、トランプのポピュリズムは意外と根が深いのかもしれない。本当にそうであれば、トランプは人々の利害や願いをかなり荒っぽいやり方ではあるが実現しようとしていることになるわけだ。
それを潰しにかかる米議会やテクノクラートたちは、要するに帝国化するアメリカ政府の辺にこそ死なめ…ではないが、かなり国家主義的である。