アメリカの産軍複合体とトランプ再選戦略が世界を振り回す?という法政大・田中優子学長の指摘は鋭い
けさのサンデーモーニング。法政大学の田中優子学長が鋭い指摘をしていたのが印象的であった。要するに、産軍複合体の利害が優先されていること、トランプ再選のための材料に中東が使われているということ、である。
(田中さん、いつもコメントがすばらしいと思ってきましたが、この場面にぴったりですよね。TBSと関口宏さんのこの番組にかける姿勢もいいなあ、いつもはケチをつけてばかりで悪かったかな…。)
田中さんは、アイゼンハワー大統領が離任演説で語ったアメリカ国民への警告を意識しているのだろう。アメリカは最強の国家になったが、しかし産軍複合体に振り回される危険があるから、注意してほしい、とも警告だった。
この意味で、元共同通信のジャーナリスト、青木理さんもいい指摘をしていた。アメリカが戦争を続けている国家であること。イランとの対立激化で北朝鮮との話し合いも進まなくなることが心配、ということだ。
まずいね。トランプは再選狙いで戦争もありだと考えるようになっている。