大統領再選のためなら戦争もするのか、トランプ!
そういえば、あの最低といわれたWブッシュがイラク戦争に踏み切ったのも、フロリダのインチキ投票疑惑などで再選は危ういといわれたころだった。一気に戦争で支持を回復し…という手法を、こんども共和党の大統領はとるのだろうか。弾劾など吹き飛ばすためにも。背後に産軍複合体の後押しがあって…
実にいやな展開だ。少し前には、イラク攻撃が戦争と再選戦略の破綻につながると考えて攻撃を思いとどまったトランプが、今回は大使館への攻撃に激怒してソレマイニ殺害にOKを出した。このことは、ペンタゴン幹部さえ驚いたとニューヨークタイムズが報じている。
強硬派のポンペオやペンスに説得されて、タカ派路線をとることにしたようである。っ再選のためには、弱腰とみられてはいけませんよ、という意見に屈したのだろう。もともとそういう人だったといえばそれまでだが。
結局そういうことだとすれば、これは北朝鮮との交渉もぶち壊しにしてしまうだろう。核戦争さえ辞さない男を二度と大統領にしてはいけない、とアメリカ国民が反省しなくてはな
らない局面だ。