どこまでも見苦しいイイズカ上級国民
トヨタは初公判のやりとりについて「裁判で真実が明らかにされるということですので、その推移を見守っています。証拠があると理解しています」(同社広報部)とコメントしているのだそうだ。これでトヨタが反論しているという記事になるのかい、と思わないでもないが、まあそれは記者が取材したさいのニュアンスなどもあるのかもしれないから、突っ込むのはやめとこう。
トヨタがいちおうコメントし、ノーコメントではなかったところにトヨタ側の精いっぱいの意地のようなものが見える気がする。裁判を見守るしかありません、と言ってもいいのだが、それにとどまらなかったということ自体、トヨタとしても車のせいにされてはたまらんという思いが強くあるのだろうと思う。
それにしても醜いのはイイズカこーぞーという上級国民とやら。プリウスのブレーキを踏み込んだはずといっておけば罪が軽くなると考えているのかな。とすれば甘いぞ。反省の色が全く見えないということが裁判官の心証をわるくするからだ。裁判官も人の子。反省もなくしらばくれる爺さんに無罪など言うだろうか。量刑で酌量などするだろうか。