消費税増税が日本の経済を壊す?
消費税増税か、消費増税か、どっちの表現が正しいのか。馬から落馬するような気もする消費税増税だが、…まあそんなことはどうでもいいけどメディアの用語も定まらないどころか、消費税増税に関する報道がどうにも気になる。
ポイント還元でうまくやる方法とか、節約して生活防衛しようとか、増税を乗り切る細やかなノウハウにフォーカスしている。
それをいちがいに悪いとは思わない。でも、そんなことは私たち言われなくてもやってるし。前の増税でも聞いたし…今更感のある話を繰り返されてもつまらないし役に立たない。
それよりも心配なことがある。みんなで節約する先に、不況が待っているのではないかということだ。増税で多くの人が節約に走り、消費が減るだろう。増えるはずがない。そうすれば、日本経済全体が冷え込んでゆく。たしか国内総生産の6割くらいが消費であるというから、相当な影響があるはず。
それが巡り巡って子供たちの就職難につながったりしないか…
そういう不安や心配に、いや大丈夫だというなら、説明してほしい。それなしにポイント還元だとか放送されてもねえ。
新聞に軽減税率が適用される。それでマスコミが消費税を批判できなくなっているのではないのという話を聞いたことがある。そんなことはあるまいにと思いたいけど、昨今のメディアの報道ぶりを見たり読んだりするにつけ、ホントかなあ…と思ってしまう。
いや違います、といってほしい。ならそういう記事を書いてほしい。だいたい、軽減税率適用がなぜ必要か、きちんと説明した新聞があったの??
筆者は、新聞が読まれてほしいから、軽減税率は認めたい。でもそのことをきちんと説明してほしい。うしろめたいから説明できないと思われるようじゃ、だめだよ。