あべこべジャーナル  ( ニュースチェック)

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五輪はもう無理なのに、なぜ強行したがるの?命と暮らし守れるの?

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ワクチン接種がずれ込んで、東京五輪の予定時期までに接種が終わる国民は予想したよりもずっと少ないことになりそうだ。それなのに五輪を強行突破でやろうとしている政府やJOCはいったい何を考えているの?

よいうより考えていないんだろう。開くことを惰性で考えているだけ。まるで戦争中の政府や軍部のように、やめるにやめられなくなっているんだろう。お互いの同調圧力が強すぎて、方向転換する勇気もなくて。

無能な指導者が、絶望的な特攻を若者たちに強制して、多くの若者たちが犠牲になったように、いまもまた、五輪に突入することで犠牲になる人々がいることは目に見えているというのに、政府は中止にかじをきれないでいる。

選手たちの活躍の機会を消してしまうことは忍びないけれど、それで助かる命があることを考えたい。それこそが政治の務めではないの?菅政権だって安倍政権だって、口先だけは「命と暮らしを守ります」なんて言ってきた。じゃあそれを最優先したら、五輪はどうすればいいのか?そんなこと、言うまでもないだろに。

感染はますますひどくなりそうだ。それはまた、政府や維新の連中のような「緊急事態宣言やりたくない」派がのさばってきたせいでもある。マスコミに行ってもしょうがないけど、せめて国民はこの事態に怒りの声を上げなくては。さもないと五輪を強行開催してしまうだろうし、それで犠牲者が増えることになるだろう。よく考えれば、とても黙ってはいられないはず。