避難で命を落とす不幸もある、という悲劇ー避難所の整備を進めてくれ
栃木県足利市で台風19号の夜、避難所へ逃げようとした車相が濁流に阻まれて相次いで立ち往生した。2台のうち1台の夫婦は、胸までつかる水をかきわけて、離れたところにあるコンビニにたどりついた。もう一台に娘と乗っていた85歳の女性は、救急隊の手で病院に運ばれたが、亡くなってしまった。
2台とも、もう少し早めに避難すればよかったかとか、あるいは家にとどまって2階(あれば)に避難したほうがよかったかとか、テレ朝のグッド!モーニングでやっていた。
避難所がもし、もっと快適に(は無理でも、もっとましなふうに)整備されていれば、避難の決断も早かったのではないかと思う。
共産党のたしか小池さんだったかが、フィリピンの避難所が日本のよりましな家族ユニット型だと指摘していたが、安倍首相は「段ボールベッドを提供した」とツイートしてエラそうにふるまっている。
政治はもっと避難所の整備に税金を使うべきだ。イージスアショアとか、F35を買う金を、まずは災害からいのちとくらしを守るために使わなくては。