マスク無用論は間違いだ NHKニュースが変だよ!
マスクは完全ではない。隙間がある。ウィルスを通してしまう…などという理屈で、マスク無用とでもいうような説明をテレビなどで聞くことがある。きょうのNHKニュース7でも同様な説明を医者がしていたのを見て、あきれた。
症状の出ている人がマスクをつけることがのっぞましいが、目の前でくしゃみや咳をしたらそこを離れるとかも有効…などと語っていたが、満員電車でそんなことできないでしょうに。そうした事態に備えるにはマスクしかない。目を閉じて息もせず過ごせるなら話は簡単だが。
おまけにこの医師は、マスクを外すときはひもを持たないと、ウィルスが手につく危険があると話したが、それは空気中のウィルスをマスクがあるていど吸着しているという前提であるはず。だったらマスクはある程度はウィルス防御に役立っていることなんでしょうに!
こんな人物に話を聞く人選のおかしさも含めて、こういうのがNHKの現在なのだとあきれてしまった。
そのすぐあとで、「さあ」という掛け声で、聖火リレーについて浮かれた表情で3人のアナウンサーが語り合う姿。いやはや、チャンネルを変更したよ。公共放送が聞いてあきれる。DHH大本営放送とでも名称変更を!